『楽平家サロン』ホームページ開設!

こんにちは。伊勢建築事務所の伊勢です。


アツいです(´Д`)


分かってはいるのですが梅雨が明けると本当に暑い。。。



せっかくお仕事があるのに外でぶっ倒れるとか本当にしょうもない話なので水分補給で熱中症対策、それと今年は感染対策も合わせて乗り切りたいと思います!!



さて、町家の改修でお世話になりました旧唐瀧家住宅。


この度『楽平家サロン』としてホームページが開設されました!!

おめでとうございます!!!






元々は今年の春にオープンする予定でしたが、新型コロナウィルスの影響により業態転換等オーナー様が一度ゼロから思案を行いこの時期でのホームページ開設となりました。


楽平家サロンのホームページがこちらから

http://laphetye.tilda.ws/




~以下、楽平家サロンからのホームページより抜粋~


京町家を所有、改装、再生に至った趣旨や経緯等


京町家は日本の住文化の蓄積を今に伝える建築物で、その魅力は近年再評価されており、その保存と活用が叫ばれて久しい。今回の「楽平家サロン」プロジェクトは、ミャンマーをきっかけの一つとして、そして、ほかのつながりも巻き込みながら、新たな出会いや創造の場を拡げて行こうとする試みである。オープンな場としての町家の活用であり、保存・再生の活路を見出していくチャレンジでもある。


私の父は、早くから東南アジアに目を向け、ミャンマーの人などを研修で招聘していた。私は、そのお手伝いをすることで、ミャンマーとつながりを深めていき、ミャンマーのヤンゴンとピンウールインで生活し、現地で事業を展開するなどした。そのひとつに、電気や水の供給、衛生面など、インフラの整わない現地で住環境を改善するための経験を積んだことがある。また、現地の職人相手に仕事の指示をするのは大変だったが、改修自体は自分の性にあっているのか面白く、学校では教えてもらえない内容の勉強が出来る貴重な体験となった。


そういうことがあって、私の現地のアパートはそれなりに住心地も良く便利な場所にあったため、日本人のボランティア団体が、年間を通して代わる代わるルームシェアをして住むようになった。


ところで、京都は日本文化の源流をなしていて四季折々、様々な楽しみに満ちた場所だ。外国の生活に疲れた身には洗練された京都らしさが癒しとなり帰国するたびに京都を訪れたものだ。そして、いろいろと京都について調べるうちに京町家というのがあり、保存・再生が社会的課題となっていると知った。京町家ならば文化的貢献が出来、その価値に賛同する人たちとコミュニティを作っていけると期待して、そこに自分の後半生の生きがいもあるのかなと考え、京町家のシェアハウスの事業を進めていった。


以上のようなことが、今回のプロジェクトの背景にあるといえるだろう。


さて、京町家の改修については、構造を残して中身が全く変わってしまうことも多いそうだが、私の場合はその魅力を残し利用して、現代に活かす事をモットーとしている。


京町家は奥に深く昔から職住一体で、一階の前の部分が店で奥や二階が住居、西陣などでは職人の仕事場が住居の一部にあるなどが典型的な造りである。また、中庭や奥庭などで外光や空気を取り入れて四季を常に感じるしつらえになっている。


「楽平家サロン」では、ミニライブラリーやイベントスペース、ギャラリー、そして、カフェやレンタルスペースなど、部屋ごとに改装し多目的な用途が実現できるようにした。構造は変えられないので、今後、それぞれの部屋にどういった機能をどう付加し、それぞれの用途が相乗効果をもたらすようにしていくかなどの運営面での工夫が必要となると思われる。もちろん町家に残された床の間や建具、欄間などのしつらえや意匠はできるだけ残して活かすようにしている。


昔からその場に存在していたものは、言葉の代わりに視覚を通してその歴史を物語ってくれている。その柱や壁などの構造物は生き証人で、町家に入ると、五感を超えた感性が刺激される気がする。町家の名前通り、町家は町衆の交流する場であり、彼らが活躍していたエネルギーの記憶が今も建物の中にあると感じる。時代が変わっても形を超えても同質のエネルギーに出逢えば、そのエネルギーと同化・合流し、また新しいうねりとなって歴史が作られて行くのだろう。


最後に、今回の町家についての歴史も語っておきたい。昭和8年に建設された当町家の外観はタイル風鉄板貼りや出越し状部分は洋風に仕上げられ、応接間は洋間になっており、昭和初期の京都市内周辺部での近代和風住宅で、町家の系譜を踏襲しつつ近代化が図られた事例として貴重な建物であり、平成30年6月21日に「京都を彩る建物や庭園」に選定され、同年10月19日に認定されている。


建物を建てた方のお孫さんの話によると、お爺さんは大変慎重な方で建物は頑丈建てられており、外からの害虫侵入を防ぐために隣との境界に鉄板が貼られているなど工夫がされている。今回の工事で天井裏を点検した際なども、ねずみの侵入が見られず非常に清潔な状態であったという。 また、京都中央信用金庫は京都中央卸売市場の関係者が主体となって興された金融機関で、市場の仲卸業者であった当家のお爺さんも、同信用金庫の理事でもあったとのことである。


前の持ち主さんがどういう方で、どのような使われ方をしていたかを知ることは大変重要である。「なんとなくこんな方だったのだろう」と感じられてくると、歴史を紡いでいる事を実感する瞬間でもある。私にとっての町家再生の意味はこんな所にもある。




~以上、楽平家サロンからのホームページより~


素晴らしい理念の基に進められた計画で改めて今回のプロジェクトに参画させて頂いた事を嬉しく思うと共に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

引き続きこれからも宜しくお願い致します。



さて、最近は大阪方面でのお仕事も少しずつ増えてきそうで明日は阿倍野区、連休明けは東淀川区まで足を運びます。良きご縁がこれからも広がっていきますように。。。



今日の一曲♬

J Boogie's Dubtronic Science- Golden Nectar

ミャンマーのお話しになったので何となく東南アジアっぽい音楽。

ヨガをする時とかにも聴くと気持ちよく体が動かせそうな気がします。


ヨガしてませんけど笑


ではまた次回

伊勢 晋祐



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